フォントが変わると、与える印象も変わるよ!

フォント大好き人間Mizです。

またまた、フォントの大切さを魅力とともにご紹介していきます!

以前のフォントについてのブログはコチラ↓

デザインにとって、フォントって大切!

 

 

フォントの大切さ

 

日々の生活の中で、私たちは何気なくさまざまなフォントを目にしていますね。

本や広告、ウェブサイト、さらにはスマートフォンのアプリに至るまで、フォントは情報を伝えるだけでなく、感情や雰囲気を演出する役割を果たします。

例えば、手書き風のフォントは親しみやすさや温かみを感じさせ、一方でモダンなサンセリフフォント(ゴシック体)はシンプルで洗練された印象を与えます。

このように、フォント選び一つでデザイン全体の印象が大きく変わります。

 

 

 

フォント選びのポイント

 

用途に合わせる

フォントは目的やターゲットに合わせて選ぶのが大切です。

例えば、子ども向けの絵本などには丸みのある親しみやすいフォントを、ビジネス向けの資料には角ゴシック体や明朝体などの硬派な印象を与えるフォントがオススメです。

 

読みやすさ(可読性)を優先

長い文章の場合は可読性がとても重要です!ゴシック体や明朝体が一般的に使われることが多いです。

長文にポップ体などを使用してしまうと、読み辛くなることが多く、ターゲットに届かなくなってしまうかもしれません。

 

配色との相性(視認性)を考える

フォント自体の色や、背景とのコントラストも重要です。

適切な色使いが文字の視認性を高めます。

 

一貫性を保つ

デザイン全体でフォントを統一することで、違和感のないまとまった印象を与えることができます。

しかし、タイトルや見出しなどで異なるフォントを組み合わせることで強調したり、インパクトを与えることができます。

 

 

 

フォントが与える印象

 

それでは、私の名刺を使って比べてみましょう!

 

角ゴシック体

文字の端に飾り(セリフ)がなく、直線的でシンプルな形状が特徴です。

装飾がないため、現代的でスッキリとした印象を与えます。

高い視認性と読みやすさを兼ね備えており、スクリーン上や小さなサイズでも読みやすいため、ウェブサイトやアプリでもよく使用されます。

 

 

丸ゴシック体

角ゴシック体の特徴であるセリフのないシンプルさを保ちながら、文字の角が丸みを帯びています。

柔らかく親しみやすい印象で、フレンドリーで温かみのある雰囲気を与えます。

子ども向けがターゲットのものや飲食店のメニューなど、温かさや優しさを求める場面でよく使用されます。

 

 

明朝体

こちらもみなさん見慣れたフォントだと思います。

細い横線と太い縦線のコントラストが美しい、上品で落ち着いた印象を与えますね。

文字の端に「うろこ」や「ヒゲ」と呼ばれる小さな飾りがついているのが特徴で、書籍や新聞、公式な文書でよく使用されています。

古くから使用されているため、伝統的でフォーマルなイメージです。

 

漢字書体

名刺に使用されていることは珍しいかもしれませんが、やってみて「これもアリかも?」と思いました(笑)

漢字書体には楷書体や行書体、草書体や隷書体など、書道を習っていた方ならピンとくるものの総称です。

印象としては、どれも伝統的で重厚感があり、格式が高い印象を与えます。

 

 

装飾書体

装飾書体は、文字そのものに個性的なデザインや装飾が施された書体です。

一言で装飾書体と表現しましたが、様々なものがあります。

デザイン性の高い装飾書体も数多く存在し、フォント自体が特定のテーマや雰囲気を表現するようにデザインされています。

視覚的なインパクトを与えることができますが、使用するのが難しい書体でもあります。

ここぞ!というインパクトを与えたい場所で使用すると良いのですが、全体のバランスを見ながら上手く配置しないといけない、上級者向けの書体です。

 

 

 

まとめ

 

フォントは単なる文字のデザインではなく、感情やメッセージを伝える重要なツールです。

目的やターゲットに応じて適切なフォントを選び、デザインに一貫性を持たせることで、効果的なコミュニケーションが可能になります。

レイアウトや色、写真などの素材が同じでも、フォントを変更するだけでも全体のイメージがガラッと変わります。

デザイン制作が進行中、気になるフォントや別パターンが見てみたいと思った時は、ぜひ気兼ねなくご相談ください!

Miz

Miz

自分が楽しんでいないと、 クリエイティブを「仕事」には できないと思うんです。

最近の記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事
PAGE TOP