皆さんこんにちは、Rinです!
早速ですが、皆さんは有名な「画家」と聞いて誰が思い浮かびますか?
「ピカソ」「ゴッホ」「ミュシャ」「モネ」
あたりがぱっと思いつくのではないでしょうか?
芸術について詳しい方はもっとたくさんの名前が挙がってくるかと思いますが、
私はぱっと思いつく限りだと先ほどくらいです…
学生時代授業で芸術史について学んではいたのですが、
個人的にそこまでがっつり好きになることは無く、
進んで日常に芸術を取り入れようということをしていませんでした。
そんな私ですが、最近友達と美術館に行く機会があり、
芸術への感じ方がガラッと変わったので、
その時の感動を共有させてください…!
実際に行った展示会
■モネ 睡蓮のとき
▼展示会の説明
印象派を代表する画家のひとりであるクロード・モネ(1840-1926)。1890年、50歳になったモネは、ノルマンディーの小村ジヴェルニーの土地と家を買い取り、これを終の棲家としました。そして数年後には、睡蓮の池のある「水の庭」を造成します。この睡蓮の池こそ、以降の画家の心を占め続けた、最大の創造の源にほかなりません。本展は、〈睡蓮〉連作を中心に、モネ晩年の芸術をご紹介するものです。
「国立西洋美術館公式HPより」
↓展示の詳細はこちらから↓
https://www.ntv.co.jp/monet2024/
行く前は正直に、
「美術館か〜、デザイン系の展示に比べたらあんまり楽しめる気がしないなあ〜」と、
少しマイナスな気持ちでいました。
とは言っても、今まであまり行ったっことのない場所に足を運ぶのはワクワクしますし、
せっかく行くならできるだけ楽しみたいと思い、
「モネ」については調べてから展示を見られる状態にしておきました!
◯その際に調べたクロード・モネの情報
・印象派を代表するフランスの画家
・主に風景画を描く
・「睡蓮」が有名
・裕福な家庭で生まれ育った
・白内障を患っていた
印象派についても知識が浅かったので、
そちらについても詳しく調べて会場に足を運びました!
■実際に行ってみた感想
会場に着き、友達と並びながら「人多いね〜楽しみだね〜」とラフにお話をしているうちに、
あっという間に実際展示がされている部屋に着いたのですが、
入った瞬間「空気感が全然違う!!」と感じました。
もちろん場の空気感もあるのですが、
まず作品がまとっているオーラが直に伝わってくる感じにとても感動しました。
今まであまり芸術に関心のなかった私が絵画に対して特別な感情を抱けた瞬間だったので、
自分の価値観ががらっと変わったのをその際に感じることができました。
大規模な展示会なので人もたくさんいて通常の美術館より賑やかになっているとは思うのですが、
不思議と絵画を目の前で見ているときは周りの音が遮断されて、
その絵画の世界観に入り込めているんですよね…。
今ブログを書いていて自分でも「それっぽいこといっているな〜」と思うのですが、
実際ほんとに感じてしまうんですよね笑
展示は4章に分かれていて、
説明にはその時のモネの状況や時代背景が記されており、
絵画にそれらが影響している様子を感じながら楽しむことができます。
特にモネが白内障を患ってしまった後の展示ブースは、
目の見え方がダイレクトに絵画に影響していて本当にモネが当時描いた絵画なんだ…と浸ることができました。
そして今回は一部撮影OKのお部屋があったのが嬉しかったです!
冒頭でも言ったように私はあまり芸術に詳しくないのですが、
色の使い方や質感の出し方、構図の作り方などはデザインの参考にもなりました!
しっかり陰影や奥行きがあるはずなのに全体はとても柔らかい印象で、
でもしっかり重みは感じますし単調でないんですよね…
本当に実際に見てみないと分からなかったです。
そして、見ていた最中に面白いなあと思ったことがありました。
お客さんの一人がモネの絵画を見て「これなら自分でも描ける!」と言っていたんです。
これが悪いと感じたのではなく、この絵画を見て受け取った人の感想が全く別になったり、
自分では考えつかない感想を持つ人がいるということが面白いなと感じました!
これは実際に美術館に足を運んだり、
友達と一緒に作品を見る醍醐味ですよね!
と、私の久しぶりの美術館鑑賞は素晴らしいものに終わりました!
芸術に限らず、今まで興味がわかなかったり関わりのなかったものを
これからは積極的に日常に取り入れて刺激を受けたいと思いました!
デザイナーとしても、普段のお仕事のヒントになったりアイデア出しの手助けになると思うので、
もし良い展示などがあれば教えてください!
ちなみに「モネ 睡蓮のとき」は、2025年2月11日まで開催しているので、
ぜひ足を運んでみて下さい!
それではまた次回のブログで!