こんにちは。Mizです。
夏が本格化してくると「色」が一段と生き生きとして見える季節になります。
日差しが強くなると、街に並ぶポスターや商品パッケージの色合いもグッと印象的に?
今回は、2025年夏の配色トレンドと、私たちが現場で感じている“今どき夏カラー”の使い方をご紹介します。
2025年・この夏注目の配色3選
☀️ サンセットオレンジ × ターコイズブルー
太陽と海。エネルギッシュな夏を象徴する2色ですが、今年はややグレイッシュな落ち着きあるトーンが人気。
例えば、夏祭りやビアガーデンのポスターで、夕暮れ感と爽快さを両立したビジュアルには相性バッチリでしょう!
フード系やレジャー系にもおすすめです。
サンセットオレンジ
CMYK:C0 M60 Y85 K0
RGB:R255 G102 B38ターコイズブルー
CMYK:C70 M0 Y25 K0
RGB:R51 G204 B191
▶︎ Tips:補色関係でも、少しトーンを落とせば“ケンカしない”。コントラストでリズムを作るのがポイント。
🌿 ピスタチオグリーン × サンドベージュ
ナチュラル志向が根強い今、“映えないけどおしゃれ”な配色として人気急上昇。
特に、エシカル・サステナブル・ライフスタイル系のブランドで使われている印象です。
「涼」を感じさせつつ、やさしさも出るのが魅力です。
ピスタチオグリーン
CMYK:C35 M10 Y55 K0
RGB:R158 G200 B128サンドベージュ
CMYK:C15 M20 Y35 K0
RGB:R218 G204 B173
▶︎ Tips:くすみ感を保つため、K値は極力抑えると印象が重くなりません。
🍧 ラベンダー × ペールブルー
透明感をまとった、いわゆる“水彩カラー”系。
特にZ世代をターゲットにしたSNS投稿やビジュアルで多用されています。
アイスクリーム、スキンケア、カフェなどの夏キャンペーンにもおすすめです!
ラベンダー
CMYK:C25 M35 Y0 K0
RGB:R191 G179 B255ペールブルー
CMYK:C30 M5 Y0 K0
RGB:R179 G230 B255
▶︎ Tips:この系統はRGBでは鮮やかでも、印刷では沈む傾向。淡さを再現するには白場とセットで。
“ビビッド=夏”はもう古い?
かつての夏といえば「ビビッドカラーの主張合戦」でしたが、ここ数年は変化が起きています。
“抜け感”や“透け感”を意識した配色が主流になりつつあります。
例えば:
背景は白〜グレージュに抑え、1〜2色だけ彩度の高い色をポイントで使う
パステルに少しグレーを混ぜた“くすみパステル”を採用
強い色で攻めるより、「ゆるやかに季節を伝える」工夫が求められている印象です。
配色ミスあるある!夏デザインで気をつけたいこと
夏は日差しが強いため、色が飛んで見えやすい時期でもあります。
以下のようなミス、意外とよく起こります。
コントラスト不足で、屋外で文字が見えづらい
PCのモニターやスマホ上では鮮やかでも、印刷すると沈んでしまう色設定
「涼しさ」を追求しすぎて“冷たく”なり、親しみが感じられないデザインになる
夏は、“見せ方”の環境(屋外か屋内か・日中か夜か・どんな環境で見るか など)を前提に設計することが重要です。
配色は「温度」を伝えるツール
色は単なる見た目ではなく、感情や温度、空気感を伝えるもの。
夏の配色ひとつで、暑苦しくも、心地よくも演出できます。
今回ご紹介したように、2025年の夏は
「派手すぎないけど、ちゃんと“夏”を感じさせる」
そんなバランスの配色が選ばれている印象です。
私たちは、季節やシーンに合わせたビジュアル設計も意識して制作をしています!
「夏向けに、何か作りたい」「今のデザインを季節仕様にしたい」など、お気軽にご相談ください。
🎨 おまけ:この夏、社内で人気のカラーTOP3(スタッフ調べ)
ランキング | カラー名 | 一言コメント |
---|---|---|
🥇 1位 | ペールブルー | 「とにかく涼しげ。クライアントにも好評です」 |
🥈 2位 | サンドベージュ | 「万能カラー。どんな色とも合う!」 |
🥉 3位 | サンセットオレンジ | 「夏はやっぱり元気色がいい!」 |
\夏のデザイン、まだ間に合います!/
キャンペーン用バナー・ポスター・SNS投稿ビジュアルなども承っております。
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