こんにちは!
自称フォント大好き人間、Mizです!
皆さんは、フォントって好きですか?
私はフォントに限らず、「文字」というものが結構好きです。
私自身、やらせてもらっていた習い事の中でも一番長く続いたものが習字であり、小学校1年生から高校卒業時までの約12年間、書道教室へ通っていました。
美術大学在籍時にも、文字やフォントにフォーカスをした作品を制作していました。
今日は、私のフォントへの想いや考えを書いてみたいと思います!
デザインにおけるフォントの重要性
まず、コレ。
クリエイティブ業界でお仕事をされている方々は常に意識をされていると思いますが、デザインにおけるフォントが与える影響はとても大きいです。
フォントを制する者は、デザインを制す。
と言っても過言ではないと思います。
絵画のような、基本的に文字が無い「アート」とは違い、「文字が沢山入っているデザイン」の場合は、その媒体の目的として「何かを伝えたい」ために作られていることが多いです。
この場合の「デザイン」は、ただの表現方法の一つにすぎないのです。
フォントが与える印象
これは、私が大学1年生の時に制作した作品のテーマでも使用しました。
まずは、こちらをご覧ください。
効果音の「ドン」をA・B・Cと、3パターン作ってみました。
どうでしょう?
それぞれ、受け取る印象が変わりませんか?
今回のセリフにより重みを感じる。
きっと正解ではないことを言っている気がする。
きっとこの人は普段から怖い人なんだと思う。
このような印象を受けました。文字としては全て同じ「ドン」なのに、フォント(書体)や大きさが変わるだけで、ここまで受け取る印象に差が出るんですね!
フォントのセオリー
フォントの種類が星の数ほどあり、どのフォントを使用したらよいか迷うことも多々あると思います。
クリエイティブ業界にいない方々でも、WordやPowerPointなどで資料やチラシを作成する際、タイトルなどのフォント選びで悩んでいませんか?
とてもとてもサクッと簡単に解説すると、大きく分けて2種類です。
たった2種類です、もうこれだけでいいです(笑)
1つ目…明朝体
細かい説明は不要ですね。
主に新聞や、どちらかというと真面目な内容のものに多く使用されているフォントです。
メリットとしては、高級感や信頼感が出しやすいです。
デメリットは、多くの明朝体の横線が細いので、サイズが小さいと見えづらくなってしまいます。
2つ目…ゴシック体
こちらも、説明は割愛します。
近年は明朝体よりもこちらのゴシック体の方が多く使用されているように感じます。
「フラットデザイン」という言葉が出てきて何年も経ちますが、代表的なものとしてはやはりappleのiPhoneでしょうか。
iPhoneの中で表示される時計やメニューが、明朝体だときっと使いづらいと思います。
メリットは、とにかく見やすく、読みやすいことです。
明朝体に比べて可読性がとても高いフォントが多く、且つ「角ゴシック」と「丸ゴシック」が用意されています。
デメリットは… ないかな????
あくまでここでは簡単に説明しているので、ご了承ください(笑)
強いて言うなら、明朝体よりは高級感を出すのに少しコツが必要かもしれません。
お気に入りのフォント3選
最後に、私が個人的に気に入っているフォントを3つご紹介します。
一つ目はコチラ。
A-OTF 新ゴ Pro
言わずもがな、最強で王道の角ゴシック体の一つだと思っています。
チラシや名刺などの印刷物を制作する際、基本的にこのフォントを使用しておけば「間違えは無い」です!
読みやすく、デザインで使用する際もとても触りやすいオススメのフォントです。
太さも多くの種類がありますので、本当に万能なフォントだと思います!
二つ目はコチラ。
A P-OTF A1ゴシック Std
一つ目の新ゴと比べると少しだけクセがあります。
少しだけ明朝体の要素が足されたようなイメージでしょうか?
手作り感というか、柔らかい印象を与えるフォントですね。
三つ目はコチラ。
秀英横太明朝
明朝体の中で、私が好きなフォントです。
明朝体というと「リュウミン」が有名ですが、リュウミンよりも端っこに丸みを帯びています。
リュウミンよりも、こちらの方が少しだけ柔らかい雰囲気があるので、私はよく使用します。
はい、今回は私のフォントの想いや考えを色々と書いてみました。
フォントにはそれぞれメリットやデメリットがあります。
毎回どんなフォントを使用するか悩んでしまう方は、フォントの持つセオリーををある程度理解すると、少しだけ悩む時間が減るかもしれません。
是非、参考にしてみて下さい!