今年も梅雨がやってきましたね
新緑が眩しかった春は終わりをつげ、
この雨が止む頃には燦々と照り付ける猛暑との闘いが始まります。
先月中旬の時点で関東でも真夏日を記録していましたからね。
来月再来月の暑さに怯えながら扇風機の風を浴びる今日この頃です。
おっと、申し遅れました。
はじめまして。実は4月から縁あって京葉広告社の一員となっておりました。新人のSomaです。
千葉県の出身で、デザイン系の専門学校に通って2年間デザインについてのあれこれを身に付けていました。
実はRinさんとは同じ専門学校出身です。
そして高等学校はMizさんと同じであり、
運命的なものを感じたり、世間は広いようで狭いことを実感したり…。
入社してからは学校で培った経験を活かして、
そこに実践経験が加わる事で目覚ましい成長を見せ…としたかったところですが。
初めて行う作業や新たな発見、何よりこの新しい環境についていく事に精一杯の日々で
あれ…！？もう6月…！？
と、よく時の流れを疑っています。
覚えることも多くミスもしてしまいますし、大変だと感じる部分は少なくありません。
しかし、
出来なかったことをこなせるようになった時の達成感
一日の終わりに、今日も頑張った！と思える充実感
先輩方が丁寧に教えてくださる環境への安心感などは、
この会社だったから得られたものであり、もっと頑張ろう！と思えてきます。
さて、それでは折角初めて一任されたブログですので、
今回は、私の「デザインの考え方」に関することを軽くお話しましょうか。
冒頭の画像、
これは梅雨の代名詞ともいえる花「紫陽花」ですが、
皆さんはこの花についてどれくらいご存じでしょうか。
花の知識で代表的なのは花言葉ですね。
紫陽花の花言葉は「浮気」や「無常」など。
花は綺麗ですが、実はそんなに良い意味に捉えられていません。
しかし花言葉は、花の色によって異なります。
（バラが色や本数で意味が異なる事は有名ですね。）
1本のバラは「一目惚れ」、99本のバラは「永遠の愛」という意味も。
ピンクの紫陽花には「元気な女性」や「強い愛情」。
白の紫陽花は「一途な愛情」など。
色を分けて見ると印象がガラッと変わりました。
花言葉だけではありません。
例えば紫陽花は、大量に花を咲かせているのに比較的虫が寄り付かないですよね。
実は紫陽花は有毒で、人でも葉等を食べると中毒症状を引き起こす危険な植物なんです。
他にも、有名なのは「花に含まれるアントシアニンによって土の性質が分かる」等。
このような知識は、知っていても特にどうという事はない
所謂雑学的な立ち位置になるかと思います。
ですが、これを裏テーマの様な扱いにして意味を持たせるのが、私の考え方です。
気付く人が気付いたらテンションが上がるような…物語でいうところの伏線みたいな感覚でしょうか。
そんなイメージで日々デザインを考えています。
まぁ、実際は閲覧していただける時間なんて多くても数秒でしょうし、
そこまで考えても伝わる人はごくごく僅かでしょうけどね。笑
これは私の考えですが、
アートに正解はありませんが、デザインには正解があります。
しかしその「正解」は数字の様に1つではなく、無数に存在します。
加えて正解への道も、１つとして同じものはありません。
故に同じテーマでも、十人十色のデザインが出来上がるのです。
『自分はこうする』という方程式を編み出すと、
自分らしいデザインの確立に近づくのかもしれませんね。
経験浅き新人の１意見でした。笑
今回のブログはこの辺で。
またお会いしましょう。
