こんにちは!
GUARDIANS OF THE KEIYOのリーダー(自称)、ピーター・ミズです。
本日もKEIYOの平和を守るため、あらゆるデンジャーな事案から民を守っています。(つもり)
上記の写真は、最近巷でザワついているPhotoshopのBeta版に搭載されたAIに全て作ってもらいました!
元の写真がコチラ↓
いや~、本当に見事に合成をしてくれます…
これからもどんどん進化すると思うので、置いて行かれないように日々勉強したいと思います!
ちなみに元ネタは最近上映が終わった(?)映画、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーでした。
本日は、弊社の動画案件にはかかせない存在となった「motion elements(モーションエレメンツ)」の、ちょっとしたコツをご紹介します。
動画素材、テンプレート販売サイト
「motion elements(モーションエレメンツ)」
すでにバリバリにモーションエレメンツを使用されている方や、我々よりもPremiereやAfter Effectsに詳しいという方からすると「そんなの知ってるよ!」という内容かもしれません。
モーションエレメンツには、本当に様々な素材がありますが、今回はAfter Effectsの素材を使用するときによく出る現象「エクスプレッションのエラー」について解説したいと思います。
ダウンロードした素材を開くと、このようなエラーが表示されたことはありませんか?
これは、このデータで定義されている「エクスプレッションがちゃんと機能していませんよ」というメッセージです。
そもそもエクスプレッションとは、After Effects内で使用されるプログラミングのような言語です。
この言語で指示を書くことによって、キーフレームを使用せずに動かしたり、誰もが簡単に色の変更などを行えるようになります。
なぜ、エラーが発生しているのでしょうか?
それは、モーションエレメンツで販売されている素材のほとんどが海外のクリエイターが作成した素材だからです。
今回使用した素材はコチラ
ダウンロード後に開くと、早速エラーが発生しました。
↓こちらのエラーで説明します。
エラーが表示されているオレンジの枠の右端に「虫眼鏡マーク」がありますのでそちらをクリック。
するとエラー箇所に移動するので、エラーが発生しているエクスプレッションをクリック。
このように、エラーの理由が表示されます。
このエクスプレッションの説明をすると、
コンポジション「settings」の中のレイヤー「settings」に付いているエフェクト、「Text Color」と「Color」を制御しますよ
ということを定義してあります。
エラーの理由を見ると、「Color」というエフェクトがありません!と言っていて、これがエラーの原因となっているわけです。
こちらの素材はテキストが全部で6つ出てきます。
これらのテキストの色を一括で簡単に変更できる便利な機能としてエクスプレッションが定義されているのですが、この部分のエラーです。
直す方法は簡単です。
このエクスプレッションの「Color」を、日本語の「カラー」に打ち換えるだけ!
先ほど説明したように、これも恐らく海外のクリエイターが作成した素材なのでしょう。
当然After Effects自体のUIも全て英語で機能しているので、エフェクト名も英語で作成されています。
この部分だけを日本語仕様にすれば、今回のエラーは解決します!
エラーが直るとどうなるか見てみましょう。
先ほどのエクスプレッションでの指示の場所に移動します。
コンポジション「settings」の中のレイヤー「settings」にを触ると、「Text Color」というエフェクトが付いています。
このエフェクトの色を触ると、ちゃんと反映されるようになりました!
この素材でのエラーは全部で6つ。
6つあるテキスト全てに同じエラーが起きていたので、全て「カラー」に変換することで無事一括で色を変更することができます。
他にも「カラー」以外にも似たようなエラーが発生することがありましたが、ほとんどの原因がこの英語と日本語の打ち換えで直すことができました。
ダウンロードして開いた瞬間にエラーが出てしまい、上手く素材が使えなくて諦めていた方は是非お試しください!