新年あけました。私は明けた1日の夜には熱を出してほぼ休みは寝てました。
全然おめでたくないです。皆さまはいかがお過ごしでしたでしょうか。somaです。
思考するチカラ ひらめき
さて、クリエイティブなお仕事をさせてもらっている身としては、
思考・ひらめきというのは切っても切れないような関係にあります。
例えクリエイティブな業務ではないにしても、
現在の人間社会ではひらめく者が道を切り拓き、思考するものが先に進むように出来ています。
私たちがそんなひらめきをコントロールするには、
どうしたらよいのでしょうか。そもそも、そんな事は可能なのでしょうか。
今回はクリエイティブと密接に関係する行動「ひらめき」について考えていきましょう。
ひらめきを理解する
「ひらめき」などという不確かな言葉で括るから混乱するのです。
私たちのファーストステップとして、ひらめきを理解する必要があります。
ひらめきとは一般に、瞬間的に考えが思いつくことを指す言葉です。
皆さんはしりとりをしたことはあるでしょうか。だんだん言える言葉がなくなってくる後半戦。
それまで思考の中になかった言葉がバッと出てくるアレ。アレが「ひらめき」ですね。
ではそんなひらめきですが、統計データを見ると不思議なことが起きています。
ある大学では「いつ、どこで最も多くアイデアがひらめくか」というアンケート調査を行った結果、
「ベッドの中」「眠る前」が最も多く、次点でシャワーや入浴時が多いという調査結果が取れています。
確かに私自身、思い返してみるとフワッとアイデアが出てくるのは確かに入浴中だった記憶があります。
これらから分かるのは
①「ひらめき」には最適な時間、場所が存在する可能性があること。
②共通して休息中であること。
③こじつけでも仕事中に最適な時間・場所がないか考えてみたが無理そうなこと。
といったところでしょうか。一番アイデアが出てきてほしいのが仕事中なのですけどね…。
ひらめきをコントロールする
ここで答え合わせといきましょう。
こんなこと誰だって考えるで、もう既に答えがでています。
簡潔にいうと、
「集中した思考の後にする休息時」が最もアイデアが浮かぶと言われています。
めっちゃ寝てめっちゃ風呂入ればええんか?というと、そうは問屋が卸しません。
それだとただ休憩しているだけになってしまいます。
よく勉強方法において紹介されるものに「ポモドーロ法」と呼ばれる有名な方法があります。
これは1980年代にイタリア人のフランチェスコ・シリロによって考案された勉強法で、
「25分間の勉強+5分の休息を1セットとし、4セット毎に30分の休息を取る」という行動により
効率的に勉学に励むことが出来るといわれているものです。
因みに私もやってみましたが、いつも何故か休息時間が延長されてしまい、
気が付いたら0分の勉強+30分の休息になってました。
ポモドーロ法からも「集中からの休息」が伺えます。
これをコントロールするのであれば、
①アイデアを出したい物事に関して予め集中的な強いインプットを行う
②休息を取る。可能であれば入浴や就寝の様に集中のスイッチが切り替わるような休息が好ましい
このサイクルができれば最適でしょうか。
言われてみれば、日中の仕事で全く思いつかなくて苦戦していたことが、寝る時くらいになって「あっ」となることがありました。
人によっては電車に乗っている時等のすこしぼーっとできる時間でも良さそうですね。
仕組みが理解出来たなら、利用もできるということ。
無理やりひらめこうとしても難しいと思います。そういう時こそ上手く活用してみてください。
これを機に良いアイデアが浮かぶようなタイムスケジュールで過ごしてみるというのも、中々面白いかもしれませんね。
今回はこの辺で。somaでした。