こんにちは、Rinです!
今回は、松屋銀座で開催されていた「おさるのジョージ展 ~きみがいるから毎日楽しい~」に行ってきました!
※現在は終了しています
子どもの頃から知っている方も多い「おさるのジョージ」。
今回の展示も子ども向けの内容が中心なのかな?と思っていたのですが、実際に会場を回ってみると、
大人でも思わず笑ってしまうようなユーモアがあったり、作品が生まれた背景を知ることができたりと、想像以上に幅広い世代が楽しめる展示になっていました。
そして個人的に特に気になったのが、「展示の見せ方」です。
新聞のようなデザイン、黒板を使った表現、大きなキャラクター相関図など、同じ作品を紹介するにもいろいろな方法が使われていて、デザイナーとしても参考になるポイントがたくさんありました。
今回は、展示の概要とともに、実際に見て感じたことをデザイン目線も交えながらご紹介します!
「おさるのジョージ展」とは?
「おさるのジョージ展 ~きみがいるから毎日楽しい~」は、2026年に絵本刊行85周年を迎えた「おさるのジョージ」の魅力を体感できる展示会です。
東京会場は、2026年8月13日(木)から8月25日(火)まで、松屋銀座8階イベントスクエアで開催されました。
会場では、ジョージの好奇心いっぱいの日常や、黄色い帽子のおじさんとの関係を軸に、約400あるエピソードの中から人気のお話をピックアップして紹介。
映像を見るだけではなく、立体的な展示や人気シーンを再現したフォトスポットなども用意され、まるでアニメの世界の中に入ったような感覚で楽しめる「体験型」の展示になっています。
おさるのジョージ展 ~きみがいるから毎日楽しい~
東京会場:松屋銀座 8階イベントスクエア
開催期間:2026年8月13日(木)~8月25日(火)
公式サイト:https://www.osarunogeorge-exhibition.jp/
子ども向けと思いきや、大人も楽しめる内容
実際に会場へ行ってみて最初に感じたのが、「思っていた以上に大人も楽しめる!」ということでした。
もちろん、ジョージが好きな子どもたちが楽しめる展示がたくさんあります。
ですが、それだけではなく、展示の文章や演出の中にちょっとしたユーモアが入っていたり、大人になってから見ると「こういう意味だったのか」と気づける部分があったり。
子どもと大人、それぞれ違った目線で楽しめるようになっているのが印象的でした。
また、アニメの世界だけではなく、原作者であるH.A.レイ夫妻の歩みや作品誕生の背景を紹介するエリアもあります。
普段何気なく見ているキャラクターが、「どのようにして生まれたのか」を知ってから改めて作品を見ると、また少し違った見え方になります。
キャラクター展示という枠だけに収まらず、作品の歴史まで知ることができることで、大人もしっかり楽しめる内容になっていると感じました。
まるでアニメの1話に入り込んだような展示
もうひとつ面白かったのが、展示を見るというより「物語の中に入る」感覚が強かったことです。
例えば、人気エピソード「ドーナツこわい」の世界を再現した展示では、アニメに登場する空間が立体的に表現されています。
ただパネルに絵や説明が並んでいるのではなく、そのエピソードを知っている人なら「あのシーンだ!」と感じられるような空間になっていました。
実際にその場所へ立って写真を撮ることもできるので、
展示を見る → 世界観に入る → 写真を撮る
という流れが自然に生まれます。
最近は体験型の展示も増えていますが、「おさるのジョージ」のようにもともと世界観がしっかりある作品とは、特に相性が良いなと感じました。
写真を撮ること自体も展示体験のひとつになっていて、会場を出たあとにも写真を見返して楽しめる。
「見るだけで終わらせない」という工夫が、とても印象に残りました。
同じ「情報紹介」でも、見せ方がこんなに違う
そして今回、デザイナーとして一番参考になったのが展示方法の種類の多さです。
会場を歩いていると、単純にパネルへ文章と写真を配置するだけではなく、内容によって表現方法そのものが変えられていました。
例えば、
- 新聞記事のように見せる
- 黒板に書かれたように見せる
- キャラクター同士の関係を大きな相関図にする
- 空間そのものをアニメのワンシーンにする
- 立体物とグラフィックを組み合わせる
など、本当にさまざま。
中でも印象に残ったのが、100名以上のキャラクターを紹介する大きな相関図です。
キャラクターの数が多ければ、普通に一覧として並べるだけでも情報としては成立します。
でも、それを「誰と誰がどういう関係なのか」という形で見せることで、眺めているだけでも自然と作品の世界が伝わってきます。
デザインは「きれいに並べる」だけではない
今回の展示を見ながら改めて感じたのは、情報の内容によって「器」を変えることの大切さです。
例えば、同じ文章を紹介する場合でも、すべて白いパネルに同じフォーマットで並べれば、統一感は出ます。
ただ、それが一番伝わりやすい方法とは限りません。
ニュースのような内容なら新聞風。
人物同士のつながりを見せたいなら相関図。
作品の世界観を感じてもらいたいなら空間そのものをつくる。
伝えたい内容に合わせて表現方法を変えることで、情報そのものがぐっと印象に残りやすくなります。
これは展示だけではなく、普段制作しているパンフレットやチラシ、WEBサイトにも同じことが言えると思います。
「何を載せるか」だけではなく、「どう見せれば伝わるか」を考える。
当たり前のようですが、今回の展示を見て、改めてその大切さを感じました。
キャラクターの魅力と展示デザイン、どちらも楽しめました
今回の「おさるのジョージ展」は、ジョージが好きな子どもたちが楽しめるのはもちろん、大人が見ても楽しめるユーモアや作品の歴史があり、想像していた以上に見応えのある展示でした。
特に印象的だったのは、「作品を紹介する」という目的は同じなのに、展示ごとに見せ方が大きく違っていたこと。
新聞風、黒板風、相関図、立体展示、フォトスポット……。
内容に合わせて表現方法を変えることで、次の展示へ進むたびに雰囲気が変わり、最後まで飽きずに見ることができました。
普段デザインの仕事をしていると、どうしても「紙面の中」や「画面の中」で考えることが多くなります。
だからこそ、こうした展示を実際に見て、文字・写真・イラスト・立体物・空間まで含めて情報を伝える方法に触れるのは、とても良い刺激になります。
ジョージのかわいさを楽しみながら、デザインのアイデアもしっかり持ち帰ることができた展示でした!
まとめ
今回の展示を通して改めて感じたのは、展示を見る楽しさは「展示されているもの」だけではなく、「どう見せているか」にもあるということです。
好きなキャラクターや作品の展示でも、少しデザイン目線で見てみると、
「なぜここは新聞風なんだろう?」
「なぜこの情報は相関図にしたんだろう?」
「どうしてここだけ立体的になっているんだろう?」
と、また違った発見があります。
こうした展示で得た発見を、普段のデザイン制作にも少しずつ活かしていけたらと思います。
東京会場での開催は終了していますが、公式サイトでは今後の巡回情報も発表されていますので、気になった方はチェックしてみてください!
それでは、また次回の展示会レポで!



